エクセルの「元に戻す」と「やり直し」の操作
エクセルには作業した操作を記憶して、ボタン一つで前の操作の状態に戻したり、更にはその戻した状態を取り消して、また元の状態にしたりすることができます。
では、以下でその操作方法を説明します。
操作を元に戻す
誤ってデータを削除したときなど、前の操作を取り消したい時があります。
そんなときは、〔元に戻す〕ボタンを使って操作を元に戻しましょう。
1.A1に名前が入力されていましたが、
誤って削除したとします。
2.〔クイックアクセスツールバー〕の
〔元に戻す〕ボタンをクリックします。
3.元に戻りました。
操作をかなり前の状態に戻す
Excel2013では最大100コ前の状態にまでデータを戻すことができます。
1.表があります。
2.〔クイックアクセスツールバー〕の〔元に戻す〕ボタンの
▼をクリックし、取り消したい操作を選択します。
3.データが取り消されました。
以下の場合は〔元に戻す〕ボタンをクリックしても、操作の取消しできません。
1.上書き保存
2.シートの削除
3.エクセルを終了した後に、終了前の操作の取り消し
操作のやり直し
〔元に戻す〕ボタンでデータを元に戻した後、
やっぱり元に戻さない方がよかったという時は、
〔やり直し〕ボタンを使います。
1.名簿に色がついています。
2.〔元に戻す〕ボタンで〔セルの書式設定〕を取り消します。
3.名簿の色がなくなりました。
4.「でも、やっぱり色が欲しいな~。」と思ったら、
〔やり直し〕ボタンをクリックします。
5.やり直しがされ、名簿に色が戻りました。
ショートカットでも〔元に戻す〕と〔やり直し〕ができます。
元に戻す:CTRL + Zキー
やり直す:CTRL + Yキー
〔元に戻す〕や〔やり直し〕ボタンは常に表示されているボタンです。
ボタンを探す手間が省けるので、有効活用してみてください!