異なるワークシート、ワークブックのセルを参照する数式
セルのデータを参照する数式を作成するとき、
数式が参照するセルは同ワークシート内だけなく、
異なるワークシート、異なるワークブックのセルも参照することができます。
異なるワークシートのセルを参照する
1.数式を入力するセルを選択し、「=B3/」を入力します。
2.シート見出し〔前年〕をクリックし、B3セルをクリックします。
数式バーに「前年!B3」が入力されます。
3.ENTERキーを押します。計算式が確定します。
5.作成した数式をコピーすることもできます。
6.コピペした数式を見るとワークシート名は同じですが、
相対参照のセルは変更しています。
数式に入力された「前年!B3」は、
「見出し名が"前年"というワークシートのB3セル」という意味です。
参照するワークシートの見出し名が「前年!」で
表示されることを覚えてください。
異なるワークブックのセルを参照する
1.参照先と参照元の両方のワークブックを開いておきます。
2.数式を入力するセルを選択します。
3.「=」を入力します。
4.異なるワークブックの参照したいセルをクリックします。
5.ENTERキーを押します。数式が確定しました。
6.異なるワークブックのセルを参照する場合、
初期設定は絶対参照です。
7.相対参照にしたい場合は、数式の絶対参照のセルを選択します。
8.F4キーを3回押します。相対参照に変更します。
9.ENTERキーを押すと、数式が確定します。
10.相対参照になったので、数式をコピーすると
正しいデータが反映されます。
数式に挿入された「[東京.xlsx]平均気温!B2」は
「"東京.xlsx"という名前のワークブックの、"平均気温"という名前のワークシートのB2セル」という意味です。
ワークブック名が[]で囲まれて表示される点を覚えてください。
ちなみに、「.xlsx」はエクセルのワークブックを表す拡張子です。