100個以上の数値を一発で四捨五入する方法
データ加工のとき、元データの数値の小数点以下が長くて
丸めたいと思ったことはないでしょうか。
ちょうどこんな感じの数値です。
数十個であれば、ROUND関数でちゃちゃっと修正できますが、
100個以上あると、完全にお手上げですよね。
でも、一発で四捨五入できる方法があります。
これから説明しますね。配列を使います。
1.四捨五入用のシートを用意します。
2.四捨五入用のシートのA1セルにROUND関数を入力します。
式は「=ROUND(Sheet1!A1:G20,2)」です。
四捨五入をする数値が入力されているセルを範囲指定しています。
3.四捨五入用のシートのA1セルを選択し、
A1セルからG20セルまでを範囲指定します。
ROUND関数で指定した範囲と同じ範囲になります。
なお、名前ボックスに「A1:G20」と入力すれば一発で範囲指定できます。
4.F2キーを押すと、カーソルがA1セル内に移動します。
5.次にCTRL+SHIFT+ENTERキーを押します。
A1セルのROUND関数が配列数式に変わり、
指定した範囲にROUND関数の結果が反映されます。
式は「{=ROUND(Sheet1!A1:G20,2)}」になります。
6.後は値貼り付けをして、配列数式を取り除いてください。
数値だけになり、自由に使えるようになります。
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上記の手順をマクロ登録すれば、もっと簡単になりますよ。
ご活用ください♪