ピボットテーブルの集計項目を階層別に分類表示:グループ化編
ピボットテーブルの集計項目を階層別に表示する方法で、
基本編とダブルクリック編を以前説明しました。
今回はグループ化編です。
グループ化で階層別に分類表示する場合、
上の階層(大項目)をピボットテーブルに追加する形になります。
そして、グループ化の利点は、
ピボットテーブルの元データにない項目でも、
大項目にできる点です。
グループ化
では、早速グループ化をしてみましょう。
下のピボットテーブルのA商品とB商品を
グループ化します。
1.A商品とB商品のセルをを範囲選択します。
2.リボンの〔ピボットテーブルツール〕の〔分析〕タグにある、
〔グループの選択〕ボタンをクリックします。
3.〔グループ1〕という大項目が出来ます。
4.〔グループ1〕のセルにF2キーで直接文字入力、または、集計バーで文字入力すれば、
名前を変更できます。
グループ化の修正
大項目に小項目を追加する
商品群1にC商品を追加する方法です。
1.商品群1を範囲指定します。
商品群1のセルだけでなく、商品群1に含まれる範囲をすべて選択してください。
2.CTRLキーを押しながら、C商品のセルを選択します。
3.リボンの〔ピボットテーブルツール〕の〔分析〕タグにある、
〔グループの選択〕ボタンをクリックします。
4.A商品とB商品のグループに、C商品が加わりました。
小項目を入れ替える
B商品とC商品を入れ替える方法です。
別の言い方をすれば、A商品とC商品をグループ化する方法です。
1.A商品を選択します。
2.CTRLキーを押しながら、C商品のセルを選択します。
3.リボンの〔ピボットテーブルツール〕の〔分析〕タグにある、
〔グループの選択〕ボタンをクリックします。
4.A商品とC商品がグループ化しました。
グループ化の解除
1.グループ化を解除する場合は、大項目の〔商品群1〕を選択します。
2.リボンの〔ピボットテーブルツール〕の〔分析〕タグにある、
〔グループ解除〕ボタンをクリックします。
3.グループ化が解除されました。
グループ化の応用編
最初に紹介したグループ化は、自分でグループ化する項目を設定しました。
しかし、年月日などは自動で月ごとや年ごとにまとめることができると楽ですよね。
エクセルにはちゃんとそういう機能が用意されています。
これができるのは、項目が数値、年月日、時分秒の場合です。
では、下のピボットテーブルの年月日を使って、
月ごと、四半期ごと、年ごとにグループ化をしてみましょう。
1.任意の日付を選択します。
2.リボンの〔ピボットテーブルツール〕の〔分析〕タグにある、
〔グループの選択〕ボタンをクリックします。
3.〔グループ化〕ダイアログボックスが開きます。
グループ化したい項目を選び、〔OK〕ボタンをクリックします。
4.グループ化されました。
このグループ化の場合、元々の年月日が非表示になります。
やり方が色々とあるので、少々こんがらがってしまうかもしれませんが、あわてず行ってみてください。
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