余白や改ページを調整して、表を用紙に形よく収める
印刷プレビューを見たら、表が思いっきり用紙からはみ出していた・・・
ということは、よくあることだと思います。
表を用紙に形よく収めるには、いくつかの方法がありますが、
ここでは以下の基本的な操作で、印刷のレイアウト調整を行います。
1.余白の調整
2.列幅の調整
3.改ページの調整
余白の調整
印刷イメージを見ながら、余白を調整します。
1.リボンの〔ファイル〕タグをクリックします。
2.バックステージビューの〔印刷〕をクリックします。
3.印刷プレビューが表示されます。
4.印刷プレビューの右下にある〔余白の表示〕ボタンをクリックします。
5.印刷プレビューに余白の線が表示されます。
上と下に余白の線が2本あるのは、外側の線と内側の線の間が
ヘッダーとフッターの領域を示しているからです。
6.マウスポインタを余白の線上に近づけ、
カーソルの形が下の画像の赤枠のように変わったら、
マウスを外側にドラッグして余白を狭めます。
ドラッグの様子
7.縦に表がすべて収まりました。
列幅を調整する
1.左右の余白の線を外側にドラッグして、余白を狭めます。
2.番号の列の右の線上にマウスポインタを近づけ、マウスポインタの形が
下の画像の赤枠のように変わったら、左にドラッグします。
3.番号の列の幅が狭まり、表全体が1枚に収まりました。
改ページを調整する
改ページを挿入する
見やすくするために改ページプレビューにして作業をします。
1.ワークシート表示オプションの〔改ページプレビュー〕ボタンをクリックします。
2.改ページプレビューの表示になります。
3.26行目と27行目の間に改ページを挿入したいので、
27行目の任意のセルを選択します。
4.リボンの〔ページレイアウト〕タグの〔改ページ〕ボタンをクリックし、〔改ページの挿入〕を選択します。
5.改ページが挿入されました。
改ページの位置を変更する
改ページの位置をマウスポインタを使って
31行目と32行目の間に移動します。
マウスポインタを使っての改ページ位置の移動は、
改ページプレビューでないとできません。
1.改ページ線にマウスポインタを近づけ、
下の画像の赤枠のように形が変わったら、ドラッグします。
2.31行目と32行目の間にきたら、ドラッグをやめてください。
改ページの位置が移動しています。
改ページの解除のしかた
リボンの〔レイアウト〕タグの〔改ページ〕ボタンをクリックします。
〔改ページの解除〕もしくは〔全ての改ページの解除〕を選択してください。
〔改ページの解除〕
選択した改ページを解除します。
改ページの選択のしかたは、改ページの挿入でアクティブセルを置いたときの考え方と同じです。
〔全ての改ページの解除〕
改ページが複数挿入されている場合、
そのすべてを解除してくれます。