半角と全角を変換する色々な方法
少し面倒な半角と全角の変換ですが、
やり方を覚えるとスムーズにできるようになります。
半角と全角の変換は、文字入力の状態によって使用するツールが異なります。
- 文字入力中の場合:F7~F10キーを使用
- 文字入力後の場合 :ASC関数かJIS関数
それぞれの使い方を以下で説明します。
文字入力中の場合:F7~F10キー
F7~F10キーにはカナ半角、カナ全角、
英字半角、英字全角が割り当てられています。
文字変換中であればこれらのキーを押すことで
即、対応する文字に変換してくれます。
たとえば、「東京ディズニーランド」のカタカナの部分を
半角で入力したい場合、
F8キーを押せば一発で半角カナに変換できます。
変換を確定した後に再度変換をしたい場合は、
変換したい文字を指定して、変換キーを押してください。
指定した文字の変換が出来るようになります。
この状態でF7~F10キーを押せば大丈夫です。
文字入力後の場合:ASC関数またはJIS関数
文字入力後でも修正する文字の数が多くなければ、
上記で説明した変換キーを使ってできます。
しかし、100個、200個単位になれば、手修正にも限界があります。
そんなときはASC関数もしくはJIS関数を使いましょう。
ASC関数は全角文字を半角文字にする関数です。
引数に変換したい文字列を指定してください。
使用例です。
JIS関数は半角文字を全角文字にする関数です。
JIS関数も引数に変換したい文字列を指定してください。
使用例です。
応用編です。
下の表で、数値のみ半角にしたい場合は、どうしたらいいでしょうか?
ちなみに、ASC関数だけだと全てが半角になってしまいます。
答えは、ASC関数にSUBSTITUTE関数とLEFT関数を組み合わせて式をつくります。「=SUBSTITUTE(A2,LEFT(A2,1),ASC(LEFT(A2,1)))」です。
意味は「A2セルの左から1文字を、全角に置き換える」です。
応用編は文章によって様々なレパートリーが考えられます。
もっとシンプルな関数の組み合わせがあれば、ぜひ教えてください。