【エクセル関数】文字を置き換えるSUBSTITUTE
SUBSTITUE(文字列,検索文字列,置換文字列,[置換対象])
- 第1引数:文字列(必須)。置き換える文字を含む文字列を指定。
- 第2引数:検索文字列(必須)。AからBに置き換える場合のAを指定。
- 第3引数:置換文字列(必須)。AからBに置き換える場合のBを指定。
- 第4引数:置換対象(省略可)。省略の場合、置換対象となる文字を全て置換。
文字列の中から、指定した文字を別の文字に置換します。
第4引数の置換対象の指定のしかたは、最初に現れる置換対象文字列を置換するならば1を、次に現れる置換対象ならば2を指定します。
使い方
SUBSTITUTE関数は、機能としてはメニューの〔置換〕とほぼ同じです。できることをイメージしやすい関数ですね。
◆基本編
たとえば、「東京都千代田区」の「千代田」を「港」に置き換えました。
式は「=SUBSTITUTE(A2,"千代田","港")」です。簡単ですね。
◆置換対象の文字が複数ある場合
次に、「中央区中央1丁目」の「中央」を「東」に置き換えてみます。
式を「=SUBSTITUTE(A2,"中央","東")」だと、
中央が2個あるので、「東区東1丁目」になります。
もし、最初の「中央」だけを置換して、
次の「中央」はそのままにしたいならば、
式に第4引数を追加します。
「=SUBSTITUTE(A2,"中央","東",1)」になります。
◆他の関数と組み合わせる
応用編です。他の関数と組み合わせると置換の幅が広がります。
LEFT関数と組み合わせて、携帯番号の表示をハイフンからカッコに変えました。
式は「=SUBSTITUTE(A2,LEFT(A2,3)&"-","("&LEFT(A2,3)&")
")」です。LEFT関数によって「左から文字3つ分」と置換する文字列を指定しています。