【エクセル関数】順位を調べるRANK、RANK.EQ
RANK(数値,範囲,順序)
RANK.EQ(数値,範囲,順序)
- 第1引数:数値(必須)。範囲内での順位を調べる数値を指定。
- 第2引数:範囲(必須)。順位を調べる数値が属するグループを指定。
- 第3引数:順序(省略可)。省略または0を指定すると、数値が大きいほうからの順位を調べる。0以外の数値を指定すると、数値が小さいほうからの順位を調べる。
指定した数値の順位を返します。
使い方
RANK関数は指定した順位を教えてくれる関数です。
下の表の「背が高い順」を調べるのに、RANK関数を使いました。
式は「=RANK(D2,$D$2:$D$51)」です。
第3引数「順序」を省略しているので、
大きいほうから1、2、3、と順番が振られます。
小さいほうから1,2,3と順番を振りたい場合は、
第3引数に0以外の数値を指定します。
式は「=RANK(D2,$D$2:$D$51,1)」になります。
RANK関数の特徴として、同数値が複数ある場合、
それらには同順位を割り振ります。
そして、それ以降の順位が同数値の個数に合わせてずれます。
順位をずらさずに表示する方法は説明が長くなるので、
別途記事にする予定です。
しばらくお待ちください。
RANK関数とRANK.EQ関数は基本的に同じ関数です。
ただ、RANK.EQ関数はExcel2010より使用可能な関数です。
Excel2007以前のバージョン、または、
古いバージョンと互換性を持たせたい場合は
RANK関数を使ってください。