【エクセル関数】ランダムな数値(乱数)を作成するRANDとRANDBETWEEN
※ エクセル2013で説明しています。
RAND()
0以上1未満の乱数を作成する。
引数はありません。
RANDBETWEEN(最小値,最大値)
- 第1引数:最小値(必須)。発生させる乱数の最小値を指定。
- 第2引数:最大値(必須)。発生させる乱数の最小値を指定。
指定した範囲内で整数の乱数を作成する。
使い方
RAND関数は小数の乱数を、
RANDBETWEEN関数は整数の乱数を作成します。
◆RAND関数
RAND関数は引数がないので、「=RAND()」と入力します。
ワークシートが再計算されるたびに、乱数が作成されます。
RAND関数で範囲内の乱数を作成したい場合は、以下の式を作成します。
RAND()*(b-a)+a
a:最小値 b:最大値
最大値0.7、最小値0.5で作成すると、以下の様になります。
◆RANDBETWEEN関数
RANDBETWEEN関数は、
引数に乱数の最小値と最大値を整数で指定してください。
たとえば、300と500の間で乱数を作成したければ、
「=RANDBETWEEN(300,500)」になります。
数値の代わりにセル番地を指定しても大丈夫です。
なお、「RANDBETWEEN関数+RAND関数」で小数つきの整数をランダムに作成することが可能です。