【エクセル関数】割り算の答えの整数部分を計算するQUOTIENT
※ エクセル2013で説明しています。
QUOTIENT(数値,除数)
- 第1引数:数値(必須)。割り算の分子の数値を指定。
- 第2引数:除数(必須)。割り算の分母の数値を指定。
割り算の商の整数部分を計算します。
使い方
QUOTIENT関数は、割り算をしたときに
答えとなる商の整数部分のみを計算します。
たとえば、「5÷2」の商の整数部分を計算したければ、
「=QUOTIENT(5,2)」になります。
下の表は引数にセル番地を使った
QUOTIENT関数の使用例です。
MOD関数と合わせて使えば、
「○余り○」という形で商を求められます。
なお、上記の表でグレーの部分をご覧ください。
小数の割り算では、MOD関数の余りが正しくないです。
この点を注意してください。
補 足
QUOTIENT関数はINT関数に書き換えられます。
例えば「10÷5」を各関数に
置き換えると以下の様になります。
=QUOTIENT(10,5)
=INT(10/5)