【エクセル関数】左または右から指定した文字数を抜き出すLEFTとRIGHT
LEFT(文字列,文字数)
- 第1引数:文字列(必須)。抜き出す文字を含む文字列を指定。
- 第2引数:文字数(必須)。抜き出す文字数を指定。
文字列の左から指定した文字数分の文字を返す
RIGHT(文字列,文字数)
- 第1引数:文字列(必須)。抜き出す文字を含む文字列を指定。
- 第2引数:文字数(必須)。抜き出す文字数を指定。
文字列の右から指定した文字数分の文字を返す。
使い方
LEFT関数は文字列の左から、RIGHT関数は文字列の右から
指定した文字数分の文字を返します。
半角文字も全角文字も1で数えます。
使い方は、たとえば「It is a pen.」の左から2文字取り出したければ、
「=LEFT("It is a pen.",2)」となります。
しかし、通常は引数にセル番地を指定することが多いです。
下の表をご覧ください。LEFT関数とRIGHT関数の使用例です。
半角文字と全角文字の両方に適用しました。
どちらも1文字でカウントしているのが分かります。
またスペースも1文字でカウントされます。
LEFT関数とRIGHT関数と似た関数に
LEFTB関数とRIGHTB関数があります。
両者の違いは、文字数のカウントのしかたです。
LEFT関数とRIGHT関数は
半角文字も全角文字も1個で数えます。
しかし、LEFTB関数とRIGHTB関数は
半角文字は1個、全角文字は2個で数えます。
下の表を見てください。
半角文字の場合、LEFT関数とLEFTB関数は
同じ結果です(黄色の部分)。
けれども、全角文字の場合は異なります(ピンクの部分)。
LEFTB関数は文字数が2になって、
やっと文字が1個表示されることが分かると思います。