【エクセル関数】エラーを教えてくれるISERRとISERROR
ISERR(テストの対象)
- 第1引数:テストの対象(必須)
「テストの対象」で指定したセルの値や数式が「#N/A」以外のエラーならばTRUEを、そうでなければFALSEを返す
ISERROR(テストの対象)
- 第1引数:テストの対象(必須)
「テストの対象」で指定したセルの値や数式がエラーならばTRUEを、そうでなければFALSEを返す
使い方
ISERR関数もISERROR関数も、
指定したセルの値や式がエラーならばTRUEを返します。
ただし、エラー値「#N/A」のときだけ、両者は異なる動きをします。
ISERR関数はFALSEを返し、ISERROR関数はTUREを返します。
具体的に見てみましょう。
ISERR関数とISERROR関数の引数に
数値1とエラー値を指定した結果です。
数値1の場合、エラーでないので、
ISERR関数とISERROR関数ともに
FALSEが返っています。
エラー値#N/Aは先ほど説明したとおり、
ISERR関数ではFALSEが、ISERROR関数ではTUREが
返えることが分かります。
他のエラー値はISERR関数、ISERROR関数共にTRUEが返っています。
なお、エラー値#N/Aが表示される原因はいくつかありますが、
一番多いのは検索に関係する関数(VLOOKUP関数や
MATCH関数等)を使ったときに、
検索する文字列や数値が見つからない場合です。
検索の関数とISERR関数/ISERROR関数との組み合わせは
要注意ですね。