【エクセル関数】指定したセルに入力されたセル番地のセルを参照するINDIRECT
INDIRECT(参照文字列,参照形式)
- 第1引数:参照文字列(必須)。参照するセル番地等を指定。
- 第2引数:参照形式(省略可)。省略またはTUREを指定すると、A1形式のセルが指定されているとみなします。FALSEの場合R1C1形式のセル参照を指定とみなされます。
第1引数で指定したセルに入力されているセル番地のセルの値を参照します。
使い方
INDIRECT関数は名前の通り、間接的にセルを参照する関数です。
たとえば、「=INDIRECT(A3)」という式があるとすると、
A3セルに入力されているセル番地に入力された値を参照します。
具体的に見てみましょう。
いま、A3セルには「A5」が入力されています。
そのため、INDIRECT関数の結果には、A5セルに入力されている「ど1」が返っています。
こんどはA3セルに「C9」を入力します。
INDIRECT関数の結果には、C9セルに入力されている「み5」が返ります。
INDIRECT関数の動きがなんとなく分かりましたか?
応用編です。
「=INDIRECT(A3&A4)」という式を作りました。
A3セルに「B」を、B3セルに「6」を入力すれば、
INDIRECT関数は「B6セル」を参照し、「れ2」が返されます。
以上がINDIRECT関数の使い方です。
間接的にセルを指定したい時はINDIRECT関数を使ってください。