関数を入力する4つの方法
関数を入力するには、いろんな方法があります。
その時々によって使い分けられると時間短縮になりますよ。
ここでは4つの方法をご紹介します。
関数ウィザード
一番のおすすめは関数ウィザードを使うことです。
常に表示されていますし、
〔関数の挿入〕ダイアログボックスがすぐに立ち上がるので便利です。
〔関数の挿入〕ダイアログボックス
〔関数の挿入〕ダイアログボックスは、
関数を入力するサポート機能が充実しています。
たとえば、〔関数の検索〕に関数に関するキーワードを入力して検索すれば、
〔関数名〕に関連する関数が表示され、選択できます。
〔関数の分類〕からも、関数を選択することができます。
関数に関する説明も表示されるので、関数名を知らなくても
希望の関数を探すことができます。
〔関数の引数〕ダイアログボックス
関数の挿入ダイアログボックスのOKボタンをクリックすると、
〔関数の引数〕ダイアログボックスが表示されます。
引数とは、関数の計算に使うためのデータのことです。
たとえば、B2セルからB6セルの合計を計算するSUM関数は、
=SUM(B2:B6)となります。
引数はB2:B6です。
関数の引数ダイアログボックスに引数を入力するには、
直接入力か、もしくは、下の画像の赤枠の部分をクリックし、
セルの範囲指定を行います。
範囲指定が終わったら、下の画像の赤枠をクリックすると、
関数の引数ダイアログボックスに戻ります。
必要な引数の入力が終わったら、OKボタンをクリックしてください。
関数の入力が完了します。
リボンの〔数式〕タブの〔関数ライブラリ〕
〔関数ライブラリ〕は関数が分類されているので、
探している関数がどこに分類されているかわかっている時は、
すぐに探し出すことができます。
なお、〔関数の挿入〕ボタンは〔関数ウィザード〕と同じで、
〔関数の挿入〕ダイアログボックスが開きます。
リボンの〔ホーム〕タブの〔オートSUM〕ボタン
ここには頻繁に使う関数が収められています。
- 合計(SUM関数)
- 平均(AVERAGE関数)
- 数値の個数(COUNT関数)
- 最大値(MAX関数)
- 最小値(MIN関数)
〔その他の関数〕をクリックすると、〔関数の挿入〕ダイアログボックスが開きます。
直接入力(オートコンプリート)
関数を覚えているならば、直接入力することもできます。
さらにオートコンプリート機能を使えば、関数の頭文字を入力しただけで、
関数の候補が表示されます。
目的の関数をダブルクリックすれば、関数を挿入できます。
あとは、引数となるセルの範囲指定を行い、
ENTERキーで入力を確定すれば完了です。