表示形式を使って年月日を曜日に表示変更する方法
年月日から曜日を表示する場合、関数だとWEEKDAY関数を使います。
しかし、表示形式を使っても簡単に曜日を表示することができます。
曜日の他にも、表示形式で"平成"や"June"といった表示も可能なので、まとめておきます。
表示形式 | 例(2015年6月14日[日]の場合) | |
曜日 | aaa | 日 |
aaaa | 日曜日 | |
ddd | Sun | |
dddd | Suday | |
月 | m | 6 |
mm | 06 | |
mmm | Jun | |
mmmm | June | |
mmmmm | J | |
和暦 | ee | 27 |
g | H | |
gg | 平 | |
ggg | 平成 | |
r | 27 | |
rr | 平成27 | |
西暦(グレゴリオ暦) | yy | 15 |
yyyy | 2015 | |
イスラム歴(ヒジュラ暦) | b2yy | 36 |
b2yyyy | 1436 | |
タイ仏暦 | bb | 58 |
bbbb | 255 |
下の画像は表示形式のユーザー定義でaaaを設定して、日月火水金土にした例です。
この時の注意点は表示形式が変更しているだけで、エクセルに入力した値は変更なしという点です。集計バーをご覧ください。年月日「2015/6/14」(正確にはシリアル値「42169」)が入力されており、文字列の「日」ではありません。
この点を理解していないと、間違いを起こす危険があります。
たとえば、IF関数で日曜日に休日と表示する場合、
「=IF(曜日のセル番地="日","休日")」という数式では休日が表示されません。
曜日を文字列すれば、さきほどのIF関数の数式が機能します。
そのためには表示形式をTEXT関数と合わせて使ってください。
「=TEXT(年月日のセル番地,"aaa")」です。
こうすれば「=IF(曜日のセル番地="日","休日")」が機能します。
表示形式は簡単に設定できてとても便利ですが、
見た目だけが変わるという点を正しく理解しないと、
思わぬ大きな失敗を招きます(私は何度も痛い目に合っています・・・。)
ご注意ください。
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