表示形式のユーザー定義で月日を2桁表示
エクセルで日付を表示するとき、すでに色々な表示形式が揃っていますが、
下の画像のような月と日の2桁表示が、なぜかないんですよね。
文字幅が揃ってきれいなので、ニーズがあると思うのですが。
こういう時は、自分で表示形式を作るしかありません。
表示形式をカスタマイズするのは簡単です。
〔表示形式〕ボタンをクリックしてください。
〔セルの書式設定〕ダイアログボックスの、〔表示形式〕タグ、
〔ユーザー定義〕を使います。
下の画像のように、「2014/5/5」の場合、
〔ユーザー定義〕では「yyyy/m/d」と表示されます。
「yyyy/m/d」を「yyyy/mm/dd」に変更して、〔OK〕ボタンをクリックしください。2桁表示に変わります。
これで何となく想像がつくと思いますが、
yが年(year)、mが月(month)、dが日(day)で、
それらの数が桁数に対応しています。
ユーザー定義は、上記のように記号を使って表示形式を設定します。
最初は少し分かりにくいかもしれませんが、
サンプルを見ているうちに、だんだん理解できるようになりますよ。
参考までによく使うものを書いておきます。
- 文字には""をつける:(例)#,##0“円"
- 記号はそのまま入力する:(例)\#,##0
- 0は数字のゼロが表示される:(例)#,##0の場合 → 0
- #は数字のゼロが表示されない:(例)#,###の場合 → 空白
- _はスペースをつくる:(例)_#,##0の場合 → 半角スペースが数字の前につく
- [色]は文字色を指定する:(例)[赤]#,##0 → 数字が赤になる
- 数字の正と負など、内容に応じて個別に表示形式を設定したい時に「;」を使う:(例)#,##0;[赤]-#,##0 → 正の数字は黒字、負の数字は赤で数字の前に-がつく