関数が苦手な人に嬉しいフラッシュフィル! 名簿作成が大幅短縮です。
エクセル2013に搭載されたフラッシュフィルを使ってみると、
その賢さにびっくりです。
あれこれ試したら、かなり色々なことができるようです。
最初にご紹介するのは、エクセルのヘルプでも説明している、
氏名の姓と名をひとつにする機能です。
1.フラッシュフィルをする列の先頭に、例となるテキストを入力します。
(ここでは、C2セルに「鈴木 玲子」を入力)
2.先頭のひとつ下のセル(C3セル)にカーソルを移動し、
〔フラッシュフィル〕をクリックします。
3.氏名の列ができました!
逆もできて、氏名から姓と名を分けられます。
ただし、2つの列を一度にフラッシュフィルできないので、
一列づつになります。
最初に姓をフラッシュフィルして、
次に名をフラッシュフィルします。
すごいですよねー。
これだけでも感動ものですが、
まだまだ出来ます。
たとえば、郵便番号でハイフン(-)を間に入れたい場合にも使えます。
都道府県で最後の都道府県を削除したい時にも使えます。
ただし、一度では希望通りにならないときもあります。
下の画像では、最初の2文字のみが残った形になっていますね。
そこで、「神奈」を「神奈川」と入力しなおすと、
希望通りになりました!
連結したいセルの一部が離れてても、ちゃんと動いてくれます。
連結したいセルが右隣にあっても大丈夫です。
今まではこれらを行うのに、
関数や区切り位置など数個覚える必要がありました。
それが、フラッシュフィル一つで出来るようになって
とっても便利です。
最後に、フラッシュフィルを使う時の注意点です。
- 列方向でしかフラッシュフィルは使えません。
- フラッシュフィルをする列は、原則、参照する列に隣接する必要があります。(ただし、場合によっては隣接してなくても、フラッシュフィルができることもあります。)
まだ使ったことがない人は、ぜひ使ってみてください。