エクセルの条件付き書式その1:データバー
エクセルの条件付き書式の機能をご存知ですか?
指定したルールに基づき、セルの書式を変えられる機能です。
指定できるルールもセルの書式も種類が豊富で、
とても見やすい表やデータベースを作成できます。
今回は条件付き書式のなかで、データバーの書式設定について説明します。
データバーの設定(基本編)
データバーは指定したセルの数値をバーの長さに置き換えて視覚化する機能です。
データバーを表示する手順は次の通りです。
1.データバーを表示するセル範囲を指定する。
2.リボンの〔ホーム〕タグの〔条件付き書式〕ボタンをクリックしデータバーを選択すると、データバーが12種類表示されます。好きなデータバーを選択してください。今回は、赤のグラデーションのデータバーを選択します。
3.身長にデータバーが表示されました。
データバーの設定(応用編)
上記の方法でデータバーを簡単に設定できますが、カスタマイズも可能です。
カスタマイズするには、データバーの〔その他のルール〕をクリックします。
〔新しい書式ルール〕ダイアログボックスが開き、カスタマイズができるようになります。
- 棒のみ表示:チェックを入れると数値が非表示になります。
- 最小値と最大値:データバーの開始地点の数値(最小値)と終了地点の数値(最大値)を設定できます。
- 塗りつぶしと枠線:データバーの色と枠線の色を指定できます。
- 負の値と軸:負の値がある場合、データバーの色や枠線、軸を設定できます。
- 棒の方向:データバーの開始位置(右から左か、左から右か)を設定できます。
先ほどの身長のデータバーをカスタマイズしてみます。
最小値を140、最大値を200、バーの色を単色の薄緑、バーの枠線を実線の緑にします。
データバーがカスタマイズされた結果です。
最小値と最大値を変更したのでバーの長さが変わりましたね。
以上が条件付き書式のデータバーでした。
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