エクセルの条件付き書式その2:カラースケール
今回は条件付き書式のカラースケールについて説明します。
カラースケールは、指定したセルの数値を色のグラデーションに置き換えて視覚化する機能です。
カラースケールの設定(基本編)
カラースケールを表示する手順は次の通りです。
1.データバーを表示するセル範囲を指定する。
2.リボンの〔ホーム〕タグの〔条件付き書式〕ボタンをクリックしデータバーを選択すると、カラースケールが12種類表示されます。
好きなカラースケールを選択してください。今回は、緑・黄・赤のグラデーションのデータバーを選択します。高い数値が緑、中間の数値が黄、低い数値が赤に色分けされます。
3.身長にカラースケールが表示されました。
カラースケールの設定(応用編)
上記の方法でカラースケールを設定できますが、カスタマイズも可能です。
カスタマイズするには、カラースケールの〔その他のルール〕をクリックします。
〔新しい書式ルール〕ダイアログボックスが開き、カスタマイズができるようになります。
カスタマイズできるのは以下の通りです。
- 書式スタイル:2色スケールと3色スケールが選べます。
- 最小値と最大値:カラースケールの数値幅(スケールの最小値と最大値)を設定します。3色スケールの場合は中間値も設定できます。
- 色:最小値と最大値の色を設定します。3色スケールの場合、中間値の色も設定できます。
先ほどの身長のカラースケールをカスタマイズしてみます。
書式スタイルを3色スケール、最小値を数値0で色を黄、中間値の色を薄緑、最大値を数値300で色を緑にします。
カスタマイズの結果です。
0から300の幅でカラースケールを設定したので、ほとんど数値が薄緑になってしまいましたね。最小値と最大値の設定は気を付けましょう。
以上がカラースケールの条件付き書式でした。
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