エクセルで計算結果の不要なゼロを非表示にするには
エクセルで作成した見積書や請求書などの合計欄に数式を入力する場合、不要な箇所にゼロが表示されて困ったことはないでしょうか。
レイアウト上、このゼロを非表示にしたい方がいると思います。そんなときは、以下の方法を試してみてください。2つの方法があります。
その1:設定でゼロを非表示にする
エクセルにはゼロを非表示にする設定箇所があります。
場所は、リボンのファイルタブをクリック → オプションを選択 → Excelのオプションダイアログボックスが開く → 詳細設定にあるゼロ値のセルにゼロを表示するです。このチェックをはずしてください。
すると、あっという間にゼロが非表示になります!簡単ですね。
その2:関数でゼロを非表示にする
上記のやり方はとても簡単ですが、難点が一つあります。それは全てのゼロを非表示にしてしまう点です。
下の例のようなUFOキャッチャーの獲得個数を表示する場合、獲得個数がゼロならばゼロ表示が望まれます。しかし、ゼロ値のセルにゼロを表示するのチェックをはずしていると、ゼロが表示されません。
こんなときは、ゼロを非表示したいセルに関数を使います。
ゼロを非表示にする関数の式は、=IF(ISBLANK関数,"",SUM関数)
です。
下の例で書くと=IF(ISBLANK(A6),"",SUM(B6:D6))
です。これは「A6セルが空白ならば、E6セルに空白を返す。A6セルが空白でなければ、B6からD6セルの合計をE6セルに返す。」という意味です。
これで獲得個数のゼロは表示され、未使用の合計欄のゼロは非表示になります。
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